- 公開日:2023-09-08
- 更新日:2024-03-29
美容師・理容師に限らずですが、就職・転職の際に必ず通る道、それが「面接」。本記事は、キャリアに悩む美容師・理容師の皆さんに向けた「理美容師転職のイロハのハ」シリーズ。本日のお題は「美容師・理容師の就転職活動。最後の関門「面接」を突破するためには?」です!それでは行ってみましょう!
面接で大事なこと
面接って、何回やっても緊張しますよね。そんな緊張を少しでも和らげるために、以下の「面接で大事なこと」を押さえて臨みましょう。
大事なこと1:事前準備をしっかりすること
履歴書、職務経歴書はもちろん準備していると思いますが、そこに書いたことを「空で言える」レベルまで、自分のこれまでの経験や培ったスキル、そして「想い」を、繰り返し、できれば口に出してみると良いでしょう。特に人前で緊張しがちな方は、誰かに付き合ってもらって、実践のシミュレーションをしてみても良いと思います。
大事なこと2:「盛らなくて」よい!
面接に通りたい一心で、「自分を盛る」ような発言をしてしまう、もしくは盛らなくてはいけないような気になってしまう…。気持ちはよくわかりますが、面接は、就職・転職活動の「最後の関門」であると同時に、新たなキャリアの「最初の関門」でもあります。実際に就職・転職したときにギャップが出ないよう、面接では「等身大の自分」を見せることが何より大事です。
大事なこと3:緊張してるのはあなただけじゃない!
面接って、「面接する側(採用担当者)とされる側(応募者)」と思われがちですが、そうではありません。面接は「お互いがお互いを見る(見られる)場」なんです。だから、緊張しているのはあなただけではありません。目の前にいる「採用担当者」だって、少なからず緊張しているはずです。そう思うと、少し緊張がほぐれませんか?
さて、大事なことを押さえたところで、具体的な「面接時の注意事項」に移っていきましょう。
押さえておきたい!基本の面接マナー
美容師・理容師はお客様を相手にするサービス業ですので、「人としての印象」はとても重要。それは面接時にも見られているポイントです。そこでつまずいてしまうと、面接でどんなに良いことを言っても意味がないと言っていいほどです。ここでは、面接マナーとして守っていただきたいことを3つお教えします。
その1:面接時間には絶対に遅れない
電車の遅延や交通渋滞、「おなか痛い・・・」なんていう不測の事態が起きることもあるのが面接。なので、遅くとも面接開始の15分前には面接場所の近くに待機しておきましょう。ただし、面接場所に行くのは5分前くらいに留めておきましょう。早く行き過ぎても迷惑になることがあるからです。遅れるのは絶対ダメ!ですが早すぎるのもダメなんです。
その2:服装にも注意を払うこと
無難にリクルートスーツ、という手もありますが、美容師・理容師というお仕事の特性上、「スタイリッシュさ」を求められる職場もあります。なので、普段の出勤時の服装でも問題ないケースもあります。ネイル・カラーなども、職場によってはNGとなりえますので、面接先に合わせて、常識の範囲内でチョイスしましょう。(迷ったら聞いてしまう、というのも手です!)
その3:社会人として常識的な振る舞いを心掛けて
面接開始前後には「〇〇と申します。本日はよろしくお願いいたします。」「ありがとうございました。」などのお礼をしっかりと伝えること。また、座った時の姿勢、身振り手振りなどは、案外しっかり見られていますので、きちんとした姿勢で臨みましょう。自分が気づかないようなクセがあったりすることもあるので、心配な方は動画を撮って確認したり、友達や家族に見てもらったりしても良いかもしれません。
面接での「話しかた」のポイント
ここでは、面接での話し方のポイントをいくつかご紹介します。
自己紹介編:面接官の目を見て、明るくはっきりとした口調で話す!
自己紹介は自分をアピールする場ですので、明るくはっきりとした口調で話しましょう。また、自己紹介の内容が面接先に「刺さる」内容になるように心掛けてください。例えば、中高年の女性が多い職場であれば、「年上の女性ともすぐ打ち解けられるのが自慢です。」など、「この人がうちの会社に来たらいいな」と面接官に思わせるような内容がベストです。事前の情報収集で得た職場情報と照らし合わせながら「作戦」を考えましょう。
転職理由編:ネガティブ理由も「ポジ変」して伝える!
転職理由は、必ずしもポジティブな理由ばかりではないのが一般的ですが、前職の悪口やネガティブなことだけを話すと、「この人はうちの会社に来てもネガティブなことばかり言うかもしれない…」と面接官に誤解されてしまいます。ネガティブな理由で転職をすることになったとしても、そのネガティブ経験にどう対処してきたか、そこから何を学んだのか、次はどうするのか、など、ポジティブワードに変換して伝えるように心掛けてください。
志望動機編:できるだけ具体的に伝える!
志望動機は、「過去→現在」の自分のキャリアを振り返り、そこからつなげて、「未来=その職場」で働く理由を具体的にすることが重要。「ひとりでも多くのお客様をきれいにしたい」など、一見すると良い志望動機のように思えますが、具体性に欠け、面接官には「それはうちの会社じゃなくてもできるんじゃない?」と映ってしまいがちです。「過去〇〇をやってきて、現在〇〇を得意としています。この強みを生かして将来は〇〇を目指したいと考え、それが御社だと実現できると思い志望しました。」など、より具体的に話をできるよう準備しましょう。
最後に
冒頭でお伝えした通り、面接は「お互いを知る場」です。面接を通じて、あなたの方でも「そのサロンが自分が就職・転職する場所として相応しいか」を見極めてください。以下のようなポイントで見極めると良いでしょう。
面接官の振る舞い
あまりないとは思いますが、面接官が高圧的だったり、あるいは必要以上に「タメ口」で話されたりする、横柄な態度で面接されるなど、自分が「不快だな」と思ったときには、就職・転職後にも同じような環境になるかもしれませんので特に注意してください。
職場の雰囲気
サロンでの面接であれば、職場の雰囲気が肌で感じられると思います。もしサロンではない場所での面接だった場合は、別途見学ができるか聞いてみましょう。また、サロンに面接に行ったときにスタッフから気持ちの良い挨拶があるか、なども大事な見極めポイントです。
疑問点は必ず質問を
どんなことでも疑問点は迷わず質問しましょう。ただし、福利厚生や給与、勤務時間などの条件面の質問にだけ終始するのは悪印象になることもあるので注意しましょう。他の質問を織り交ぜながら、最後に条件面の質問をすると良いでしょう。転職エージェントを利用している場合は、条件面はエージェントを通じて後から質問するのが良いかと思います。
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